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地質・地球生物学講座のご案内

フィールドワークから地球と生命の進化を探る講座です。

地質・地球生物学講座では,
1)地殻・マントルのテクトニクス及びそれらの相互作用を堆積作用,変成作用,地球深部における物質循環や地質年代学の観点から解明する研究
2)生物圏の進化と地球環境との相互作用を古生物学,堆積学,地球化学,分子系統学等の手法で解明する研究を行っています.

生物圏進化学研究室の研究紹介

微化石を用いた生物共進化と地球環境変動の研究

珪藻類などの微化石を分析し,珪藻の進化のみならず,その進化を促した地球環境変遷を復元すること,さらに,珪藻の進化が他の生物へどのような影響を与えたかを明らかにすることを目的としています.これまでの研究で,海洋中で一次生産が最大の湧昇流域に大量に生息する珪藻キートケロス属が急激に増加・多様化した時代(ACEイベント:約3300万年前,PACE-1:約850万年前,PACE-2:約200万年前)に他の主な一次生産者(ナンノプランクトン・渦鞭毛藻類)が減少し珪藻を食べる動物プランクトンをえさとするヒゲクジラ類や他の海生生物が多様化していったことがわかってきました.この現象がどのように起きていたのかをIODP(統合国際深海掘削計画)などに積極的に参加して明らかにしていきます.

岩石・鉱物学研究室の研究紹介

EBSD測定/岩石組織と結晶方位

マントルと地殻の構造岩石学とテクトニクスの研究

岩石・鉱物研究室では,マントルや中・下部地殻に着目しています. ラマン分光装置・電子顕微鏡・EBSD・EPMAなどの機械を使って岩石と鉱物に記録された形成場における 物質循環や変形や熱履歴を明らかにしようとしています. 近年,取り組んでいる研究テーマについて次の例は挙げられます.
• 収束プレート域での地震波伝搬特徴・岩石組織とマントル流動について
• ラマン炭質物温度計の開発と応用
• 沈み込み型変成帯の変形・変成作用の究明
• 南米のテクトニクスと銅鉱床成因
• 高地の湖段丘を用いた中部地殻物性推定

軟体動物の多様性および系統進化の研究

海岸に普通に見られるような貝でも,よくよく観察してみれば,それぞれ違った「顔つき」をしていることに驚かされます.それらのバリエーションは,個体発生の段階によるもの,性の違いによるもの,遺伝的な違いによるもの,非遺伝的な違いによるもの(表現型可塑性)など,原因はさまざまで,かつ複合的です.このような多様性が生み出されたプロセスを古生物学的,遺伝学的,生態学的手法を駆使して追究しています.

テクトニクス研究室の研究紹介

砕屑物組成/産状/年代

砕屑物の堆積作用と地殻変動の研究

46億年の地球の歴史の中で,地殻変動に伴ってどのような堆積作用が生じてきたのでしょうか.造山帯の解析手段として,砕屑岩類の後背地解析,堆積相解析,地質構造解析などを用いてそれを明らかにしようとしています.
造山帯では褶曲や断層が発達していて,後背地の時間的変化を研究するには変形前の層序を復元する必要があります.そのため野外調査を重視し,地質構造の解明にも力を入れています.

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